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ミナガちゃん

Author:ミナガちゃん
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8月19日(水)

 最近びっくりするようなことが、たくさんあるが、
 これはかなりびっくり、ひどい話だ。
 
 安保法案が成立していないのに、どうやって自衛隊を動かしていくかの運用
 についての資料を作成していたということ。
 シビリアンコントロールが外された成果が、こういうふうに現れるということだね。
 「軍部の暴走」、歴史であったよな、ということが、目の前で繰り返されるんだね。
 
 国会議員は、どれだけ無視されているか、ということですよね。
 これに、野党だけでなく、与党も馬鹿にするな、いいかげんにしろよ、と
 怒らないといけないでしょ。

 われわれの投票によって選ばれた代表者だよ。
 どういうつもりなんだよ、まったく。
 さてこれに対して、共産党は、小池さんはどういう手をうつんだろう。

 わたしは? 防衛省に抗議のFAXだよね。
 「おかしいでしょ! もう一度顔洗って、出直しておいで」

 
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2015/08/19 18:49 平和と戦争を考える TB(0) CM(0)

8月19日

 8月2日の信州宮本塾での宮本憲一先生のお話は「目からウロコ」でした。
 タイトルは「憲法と地方自治」です。
 
 地方自治についてのさまざまなことを学びました。頭に入りきれずにぼろぼろこぼれている状態です、
まとまりませんが、時間をかけて整理して考えていきたいと思います。
 
 戦前とまったく大きく変わったのは、地方自治が憲法のなかに盛り込まれ、
 市民が地方自治権を得たということだと学びました。
 シャウプの勧告(1950年)による世界最高の制度をめざすものでした。
 地方行政を牛耳っていた内務省の解体、これは画期的な出来事でした。
 
 しかし過度の民主化を恐れた占領軍によって、内務省の解体はほどほどにされ、
 地方自治は制度としてかなりのものではあるが、中央官僚機構は残され、
 中央官庁の意思が貫かれていることに問題をのこしました。
 
 1970年からほぼ20年にわたる革新自治体は公害対策や福祉社会の実現に大きな役割を果したことは、
 地方自治の大きな成果でした。
 わたしは革新自治体の人たちの研修旅行で沖縄の高江に行き、山城博治さんから、
 高江のブロッコリーの森を見ながら話を聞いたのです。この美しい森の中でアメリカの
 新兵たちがナイフ一本をもたされてサバイバルの訓練をさせられていると。
 この美しい森のなかで人殺しの訓練が行われていると。
 
 このときに私の実感として基地問題が戦争と結びつきました。
 革新自治体の活動の成果を、このときわたしは分けてもらったのです。

 いま日本は戦後憲法体制の最大の危機に直面しています。
 しかし、私たちは、地方自治という力を手にしています。
 県知事49人(?)のうち36名が中央官僚からのいわば天下りだそうです! という問題は抱えてはいますが。
 
 たえざる学習によって学んでいくこと、それは大きな力になります。
 信州佐久の近くにお住まいの皆さん、宮本塾で共に学びましょう。
 参加をお待ちしています。
2015/08/19 18:03 暮らしのなかで TB(0) CM(0)
8月16日(日)

 朝、5時。母と姉と父に冷たい水をあげて、「では行って来ます」
 
 望月の家の庭は、1時間ぐらいの草取りではさっぱり感があまりない。
 草の勢いはものすごい。庭から畑への道がすっかり塞がれ森のようになってしまった。
 じゃがいもはもう収穫時期だけれど、イラクサ(のような草)にすっかり覆われている。
 じゃがいもの隣に植えた長ネギは、ほとんど見えない。
 今度きたときにしよう。
 熱中症で倒れるよりはいい、と言い訳、慰め、、。
 
 ズッキーニもすごい。庭の隅っこに1本植えた。

 10日ぶりの収穫は、まるで夕顔のようなのが1本、と25センチぐらいのが3本。 
 夕顔のような1本は、英子さんのところへあとで届けよう。
 たきちゃんがそのくらいになったほうが美味しいよ、と言っていたし。
 
 昨日のズッキーニのカレーは美味だった。

 佐久インター南、朝7時45分発東京行バスに乗り込む。山はだいぶ涼しくなったが、
 さて、東京は。

 12時からの「太陽がほしい」に間に合わない。
 また東京の1週間がはじまる。

 
 
 
2015/08/16 19:38 暮らしのなかで TB(0) CM(0)
8月2日(日)


 梨の木舎は神保町の交差点から3分ぐらいのところにあります。大家さんが替わったのは、昨年の10月末のようでした。

 大家さんは大手の不動産屋に梨の木舎が入っているビルを売ったらしい。大家さんが替わったのはわかりました。

 なので、新しい大家さんからの連絡を待っていました。電話があるはずですよね、それで一度行きますとか、来てくださ
いとか、新しい契約書の手続きとか、振込先とか、いろいろありますよね。

 ところが、連絡がありません。だから家賃は、以前の大家さんにそのまま振り込んでいました。1カ月たち、2カ月たち、3カ月がたちましたが、 連絡がありません。さすがにどうなっているのかと、気になりました。

 いろいろ調べた結果、新しい大家さんは、オープンハウスさんらしいということがわかりました。

 テレビでコマーシャルを流している、”オペンホウセス”さんですか? すこし驚きました。

 3月18日付で、内容証明を配達証明付きで、連絡して欲しい旨、送りました。しかし、梨のつぶてでした。
 
 仕方がないので、法務局に供託の手続きに行きました。どきどきしながら、窓口で説明を聞き、会社の謄本をとり手続きを

 すませました。

 4月か5月になって、東京電力から電話がありました。「そちらのビルのあたらしい大家さんに連絡したんですが、担当者と話をしましたが、そのあと連絡がないんです。このままだと電気をとめないといけないんですが…」

 このときにあたらしい大家さんがオープンハウスさんだとはっきり分かりました。がすわ一大事、電気が止まったら仕事はできませんから、契約を東京電力と直接結びました。このときオープンハウスの担当者のお名前もわかりました。

 そして7月29日に、オープンハウスさんに電話をしました。「もう半年になるのに連絡がないというのはどういうことですか?
毎月供託はたいへんなんです。振込先を教えてください」 担当者さんは、梨の木舎の大家だと認めました。つまり10カ月ほど
ムシしてきたんですね。

「弁護士から連絡をしますので、今月は供託してください」
ということでしたね。半日がかりで法務局に出かけて供託をすませました。

10カ月も、店子に連絡もせずに、こちらからの再三の連絡にも応えずに、ムシって、社会的なルールから著しく逸脱していませんか。

 

 



 
2015/08/02 08:04 暮らしのなかで TB(0) CM(0)
2015年7月15日(水)
すべての武器を楽器に
今日は有事立法関連法案が委員会を通過するらしい。朝10時少し過ぎ、神保町から地下鉄を乗り継いで、丸の内線の国会議事堂前駅に着いた。同じ車両に乗り合わせた男性が、キャリーバッグを両手で抱えておろしている。ずいぶん重そう。
長いレンズのようなものがキャリーバッグにおさまりきらずにはみ出している。前を歩いている。どうやら同じ方向に行くらしい。
「取材ですか? 長いレンズですね」「いいいえこれカメラじゃないんです。バズーカ砲です」 ええ?!、バズーカ砲?(あまり唐突なので、確認しそこねた)そういったような気がする。
「ぼく栃木からきたんですけど、これ楽器なんです。すべての武器を楽器に変えよう、という運動をしてるんです」
「ええー、なんというグループですか?」
「グループじゃなくて、一人でやってるんです」
「一人ですか」
「これに弦を張って、ビオラにしてるんです。すべての武器は楽器になります。静かなところで、演奏しようと思ってるんですが、トイレを探しておかないと思って、はじめてきたものですから。この辺にコンビニないですか」
 自民党本部の1階にコンビニがあると通りかかった人に聞いて、彼はそちらに向かった。 今度きかせてください。「すべての武器を楽器に」さん。

もう一人に声をかけられた。
「あのー、このデモにはいってもいいですか」
「ええ、わたしも勝手に入っています」
「わたし一人できたんですが、デモは初めてなんです」
「そうですか。わたしも一人です。どちらからですか」
「千葉からです。こんなことおかしいと思って、家にいられなくて、今日が65歳の誕生日なんですが、わたしのデモ参加記念日です。孫が5人いるんです。そのうち3人は男の子です、黙っていたら孫たちが戦争に行くことになります」
「女の子だからって安心はできないですしね」
「ほんとにね。夫をさそったんですが、法案が通ったら、みんな慌てるだろうって」
(夫さん、1度通ってしまったら、それが既成事実になるからそれを変えるのは10倍のエネルギーがいると思うけど。)

 1時間ほど国会周辺にいて、梨の木舎にもどった。その間に、安保法制案は、委員会を通過していた。
しかしなあ、憲法学者9割(東京新聞98パーセント)が違憲だとし、歴代の内閣法制庁長官も違憲だとし、元最高裁判事那須弘平も「憲法解釈変更をするのは法律的にも政治的にも
認めがたい」と発言している法案を法治国家日本が通すの?
2015年8月2日(日)

(2015年7月5日付け 投げ込みより)
 
教科書に書かれなかった戦争 PART63 をお送りします。

『朝鮮東学農民戦争を知っていますか? ――立ちあがった人びとの物語』

 著者:宋基淑(ソンギスク)訳者:仲村 修
推薦:中塚 明 漫画:大越京子
ISBN978-4-8166-1504-7 定価2800円+税

 まさに、教科書に書かれなかった日清戦争と東学農民戦争です。日清戦争は、日本と清が朝鮮を支配しようと、朝鮮
半島で争った戦争でした。がさらにもうひとつのシーンがあります。清が日本に負けて朝鮮から撤退したあとも、日本は
居座って、朝鮮政府を手中にして、今度は農民軍を殲滅するのです。

 つまり登場するグループは、朝鮮の農民、朝鮮政府、清、日本です。最初は、朝鮮農民と朝鮮政府の争いでした。し
かし朝鮮政府が清に援軍を頼むと、日本も介入した日清の争いになり、清が撤退すると日本の矛先は農民軍に向けら
れ、殲滅作戦が繰り広げられ、日本が朝鮮で覇権をもつことになる、ここまでが日清戦争です。
 本書は自分たちの生活を守るために、朝鮮の世の中を変えようと、立ちあがった朝鮮の人びとに焦点をあてています。侵入してきた日本軍とどうたたかったのか、イルトンとマンスとオクプニという3人の男の子と女の子を登場させています。

翻訳本を出すにあたって、梨の木舎では原本にない漫画5頁をいれました。そこには日本の女の子ゆいちゃんが登場しま
す。若い人たちに図書館から借りて読んでほしい。だから学校図書館のみなさん、この本をいれてください。

 本文にはハングルのルビをつけ、脚注もつけました。読めない漢字がたくさん出てくるので、どうしようかと編集の長谷川さんと話し合いました。ハングルのルビをつけるのは、訳者も組版の人もそれぞれに時間のかかる仕事でした。

 でも読めない字をそのままにするわけにはいかないし、これで韓国語に関心をもってくれる人がいるかも知れません。
 
  ご近所の出版社高文研がだしている『東学農民戦争と 日本̶もう一つの日清戦争』̶  いい本です、版を重ねています̶、-「日清戦争」ってこうだったのと知り、著者の一 人、朴孟洙さんから東学農民戦争の思いが光州の民主化 運動に受け継がれていることを知りました。
 『明治日本の植民地支配̶̶北海道から朝鮮へ』(井上勝生 岩波現代全書)で、容赦ない日本軍の実態を知りました。1894年10月27日、大本営は「悉く殺戮すべし」という命令を出している。殺された人は、およそ36,000人とされ、さらに討伐で数万人が殺されました。衝撃だったことがもう一つ。日本兵の話ですが、我が子を殺害して従軍した赤貧の後傭兵がいたということです。

 1998年10月、来日した金大中大統領の日本の国会の演説で、「アジアにも西欧に劣らない人権思想と国民主義の
思想がある」として「人すなわち天なり」という東学の平等思想に触れたことは井上さんが紹介しています。

 そして韓国で東学の人たちの名誉が回復されたのは、さらに6年後の2004年でした。本書の巻末で中塚明さんが触れられています。

 「長らく東学農民戦争に参加した農民は「乱民」とされてきました。しかし、1980年代の韓国民主化運動のなかで東学農民軍の歴史は見直され,2004年には「東学農民革命軍の名誉回復に関する特別法」が制定されました。」

 宋基淑さんは、1980年の光州民主化闘争の時、逮捕され服役しています。著書『光州の5月』(藤原書店)に次のようなこと
ばがありました。「過去をきっちり厳正に精算できない国には、本当の未来も望めない」

 訳者あとがきで仲村修さんは、その後の東学の人たちのことを書いています。3.1運動につながり、童謡「パンダル」を生み、今も歌いつがれていることを。

 井上さんは松山市のシンポジウムであった農民運動家の言葉を紹介しています。「愛媛の農民に2度と鉄砲を担がせないこと。そのために私は参加してますよ」
 現在国会では「平和安全法」という名の「戦争法」を審議中(と言えるかな?)です。日本の若者に二度と鉄砲を担がせないために、行動しましょう。あらゆる戦争は、平和の名のもとに行われ、若者が消耗品として扱われるのですから。    

 この本のサブタイトルがなかなか決まらなかったのですが、ふと思いつきました。「これは、理不尽にたいして、ひとりひとりの尊厳をかけて立ちあがった人びとの物語なんだ」と。そう考えると、いま、国会前で、それぞれの地域で、政府の横暴にたいして立ちあがっている人びとも、この流れのなかにいる。朝鮮の農民たち、イルトンやオクプニに、力をもらったような気がしませんか?
           
 

2015/08/02 02:33 平和を考える TB(0) CM(0)
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