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ミナガちゃん

Author:ミナガちゃん
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2014年5月25日 新刊をご紹介します。
 
もう5月もおわりですね。さわやかな火が続きました。さて新刊は、
『東アジアのフィールドを歩く―女子大学生がみた日・中・韓のすがお』李泳采・恵泉女学園大学東アジアFSグループ 編著 定価1600円+税

恵泉女学園大学国際学科の学生たちの12日間のフィールドワークの体験記録だ。歩くことで、たくさんの出会いがあり、疑問が生まれ、この本が生まれた。彼女たちは書く楽しみ、作る楽しみも経験した。大変だったでしょうけれどね。美南海ちゃん、データの入稿、チェック、修正。さまざまな体験、おもしろかった? そして、ここからはまた別な楽しみなんだ。売るという。つまり読者とつながるという。みなさんの知恵をしぼってね。ヨンチェ先生よろしくお願いします。

 その時代時代の旅がありますね~。私の時代の旅は、というと――。
1947年生まれのわたしは、1966年に本州大学(現在長野大学)に入学した。創立2年目の新しい大学だった。新左翼系の教師があつまっているといううわさもあった。
 そのころ、ベトナム戦争反対の市民運動のうねりがあった。大森実は毎日新聞をやめて、大森国際研究所をつくり、若者に世界をみせたいと洋上大学・太平洋大学を仕立てた。
 大学3年の夏だったかな、横浜港を出航し、サンフランシスコまでの往復、約1ヵ月の旅。費用は19万円、1ドル360円の時代。地方の学生のために、費用を半額にディスカウントし、残りの半額も5000円ずつ月賦で払えばいいという条件。

 船室は、2段ベッドの6人部屋で、上村さんというブリジッド・バルドーのような女性が同室にいた。大阪から参加の中崎美鈴さんとはすぐ仲良しになった。田舎からでてきた学生には、何もかも目新しい。初めての海外、初めての船旅。講師には有名人がたくさんいたらしい。
 船内で売店のアルバイトをしていた私に「あとでお金もってきます、尾崎ですが」と、おつまみをもっていったおじさんがゾルゲ事件の尾崎秀美(ほつみ)の弟秀樹(ほつき)さんだった。夏堀正元という作家からは、1968年のパリ学生革命の話を聴いた。
 約400人が乗船していたらしい。ギリシャ船籍で、マルガリータ、ひまわりという意味。いまでも唯一私が知っているギリシャ語ーー。
 サンフランシスコは坂の町だった。一人で路面電車に乗って、ヒッピーが集まった公園に出かけた。1967年の夏がピークだったようで公園はひっそりしていた。
 サンフランシスコ・オークランドベイブッリジを渡ると学生運動で有名になったカリフォルニア大学バークレー校があった。 1967年公開のダステイン・ホフマン主演の『卒業』の舞台にもなった。
 ベトナム戦争で若者たちは戦争に行った、あるいは徴兵拒否をした。
 ノーマ・フィールドはパートナーと一緒に国境近くの町に移り住すむ。

 1970年代には、サンフランシスコは性的少数者(LGBT)の権利運動の中心地となり、ハーベイ・ミルクが市会議員になったが、1978年、市長とともに暗殺された。
 その10年前のサンフランシスコ、戦争を抱え込んでいる街だった。
 ヒッピーの公園に案内してくれた陽気な若者はマリーン(海兵隊)だと言った。
 彼は、いまもあの街にいるだろうか。
 



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2014/05/25 08:46 新刊紹介 TB(0) CM(0)
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