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ミナガちゃん

Author:ミナガちゃん
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2013年2月18日(火)

  新しい年も、立春をすぎ、月半ばも過ぎた。
 昨日も今日も寒い。上田には昨日朝から雪が降った。
  雪のなか、家の境界の確認のために長野国道事務所のTさんと測量会社の担当者と上田市の都市建設部の5人が来た。 
  母の家の前を走る道路が拡張されるので、ついてはこの土地を更地にするようにという話なのだ。そのための境界線の確認をしてほしいということだ。
  
  この話を去年聞いて以来、ストレスになっている。
  しかもこれから先どうなるのかよくわからない。
  わたしは彼らをこたつにまねき、話をしながら、以下の紙を渡した。

         ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※ 

  国土交通省関東地方整備局長野国道事務所 所長 柳田 さま
                      

  今回の道路拡張について
  ①まず以下のことをお伝えします。
   道路拡張の説明はわたしには納得できませんし、従って家を立ち退く必要も承認できません。
  ②どこまで計画が進んでいるのか、どういう形で進んでいるのか。この件に関係する各家に通知をするのが
   筋だと思います。
   タイムスケジュールを文書でください。
  ③今回の測量には立ち会いますが、以下のことを明らかにしてください。それを文書でください。

   羽田ユリ子の土地と家について、そちらがどうしてほしいのか、個別の説明をうけていません。
   まずそれらを明きらかにしてください。文書でお願いします。2月中にお願いします。

                         羽田ゆみ子 羽田ユリ子代理人
                               2013年2月18日

   ※この家は、父通夫と母ユリ子が営々と働いて建てたささやかな家です。30数年間住み、タタミ1枚、柱1本慣れ親しんできました。机上の計画で、立ち退きを迫られていることを母が知ったら、どんなに嘆くことでしょう。

       ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※

   
  つまりテッサさんが言うように、政策はすべて統治する側が決めて、下に下がってくる。民主主義の社会だから、いちおう説明をし意見をききはするのだけれど、ね。


  福島の家を奪われた人たちの気持ちがすこしはわかる。
  
  相変わらず上田と東京をいったりきたりの生活をしている。
  
  春めいてきたことが、母の表情にあらわれている。
  ベッドから、車いすに移るとき、いやな表情をするときもある。
  でもすこし笑うときもある。「やれやれ、寝てばかりいるのも疲れるよね」
  
  
  2月10日の日曜日、市川団十郎の追悼番組があった。
  母は「歌舞伎に行きたいね~」とかつて何度か言ったことがあって、でもわたしは興味がなかったし、どうやってチケットをとったらいいのかもわからなかった。
  
  だから結局歌舞伎座には行かなかったのだけれど、それが私には心残りだった。
   
  お母さん、今日は歌舞伎鑑賞しよう。
  母とテレビの前に座り、一時間ほど、「勧進帳」と「暫」を鑑賞した。
  「歌舞伎座にいったつもりね」。 いまあそこは工事中だしね。
 

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2013/02/19 16:42 暮らしのなかで TB(0) CM(0)
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